「Web企画の基本 「数値を把握しよう」 Part1」
の回から、何度か説明しているサイトの現状を把握したり、
シミュレーションを行ったりする基本的な数値の考え方、
(新規訪問者数 × 登録率 + 既存登録者数) × アクティブ率 × 購入率 × 客単価 = 売上
があります。
各サービスごとに、各数値の定量が決まってくると思います。
また、各数値を上げるにはどういった方法があるか?日々、施策検討と実施、検
証を繰り返して、ナレッジ化を行っていると思います。
今回はこの数式の中の、
(新規訪問者数 × 登録率 + 既存登録者数) = 現在の登録者数
について、更に正確に把握するために、「残存率」を追加してみましょう。
簡単に書くと、
(新規訪問者数 × 登録率 + 既存登録者数)×残存率
として、登録したユーザーが何人残っているかを把握します。
登録したユーザーは、月日が経つにつれて、サービスから離れていく傾向にあると思います。
もっとも、メルマガユーザーとして登録させておき、メールを送ることで、サイトにアクセスさせて、アクティブ数をあげる方法等もあるので、一概に、残存率で計ってしまえない場合もあります。
しかし、大抵のユーザーは、退会といった目に見える形で離れていくのではなく、登録したまま、サービスの利用を辞めていく
傾向にあると思います。
この、状態を数値化したものが残存率(離脱率)になります。
登録した月
1ヶ月後
2ヶ月後
3ヶ月後
に、何人残っているか?を残存率として計算します。
例えば、
1月に登録したユーザー 100人
1月に登録したユーザーで、2月に利用したユーザー 80人
1月に登録したユーザーで、3月に利用したユーザー 75人
1月に登録したユーザーで、4月に利用したユーザー 70人
となった場合、
それぞれ、前月に対して、残存率が
2月 80%
3月 93%
4月 93%
となります。
1月に対しては、
2月 80%
3月 75%
4月 70%
となります。
サービスによっては、
残存率
を計算に入れることで、
アクティブ率 = 100%
となる場合もあります。
また、当月に利用を行っても、翌月利用をせず、翌々月利用する場合もありますし、1年後に突然利用なんて事もあります。
しかし、大きくは、徐々に利用が減っていく傾向として現れると思います。
ですので、残存率を把握して、残存率を如何に高くするかの手段(施策)を考えることは、有用だと思います。
また、広告費を投資して、登録者を増やした場合に、
1人の登録単価をどれくらいまでにできるかどうか?
毎月、何人の登録者を追加すれば、登録の総数が増えるのか?
どのメディアから登録まで誘因したユーザーが、長く継続してくれるか?
といったこともわかってくるため、広告費の投資効率があがります。
使い方は、各サービスごとによく考えて利用しなければなりませんが、「残存率」を把握して、効率の良く、登録者を増やしていきましょう。